紅葉を駆け抜ける ニセコトレラン初心者コース!
9月に入り朝晩ぐんと冷え込みますね~。先週あたりから羊蹄山の紅葉が見ごろになり日一日とニセコ山系も彩られて参りました。夏の花々はもちろんですが この季節 薄い黄緑や黄色 赤と彩られた山々を見に出かけるのも楽しみです。
さて、今回は「トレッキング」ではなく「トレイルランニング」です。と言っても、もちろん初心者なのでいきなり走れるわけも無く、登りは心持ち早歩き、くだりは小走り程度。写真を撮りながら呼吸が苦しくない程度の登り下りです。そんな「トレラン初心者」が気持ちよく走れるコースを友人に教えてもらって、いつもの山道を小走りに駆けてみる事にしました。
「ニセコアンヌプリコース」(距離約10km / 高低差787m 全時間2時間45分)
五色登山口-(60分)-アンヌプリ山頂-(90分)-アンヌプリ1000m台地-(120分)-見返り沢-(165分)-五色登山口
(コースタイムはあくまでも目安です)
そろそろ山頂付近は紅葉が始まってます。まずはあのてっぺんまで!
無理はせずいつもの登山より少しだけハイペースの早歩きで。山頂まできたらすこし休憩。そして今回はここからが本番! 山頂を経由したらアンヌプリスキー場方面へ下っていきます。ごつごつした岩場や木の根っこに気をつけて、結構な斜面を「トレラン気分」味わいながら降りていきます。 走りながら冬の滑走斜面が見れて面白い! ゴンドラ降り場1000m台地で景色を堪能しながら大きく深呼吸。
ここから先は砂利の引かれた作業道を延々と下ります。どこまで行くのか少し不安になったあたりで、見返り坂への分岐があります。
見返り坂とてもいい道ですが、ゆるゆると登っていく坂道が最後の体力を奪っていくポイントでもあります。。ヘロヘロになりながら上りきると最後五色の登山口でゴールです! 距離約10キロ、高低差もそこそこあるので「やりきった感」がかなりあり、道も景色も最高のコースでした。
「五色~大沼ピストンコース」(距離約8km / 高低差224m 全時間2時間15分)
五色駐車場-(20分)-イワオ分岐-(50分)-イワオヌプリ硫黄鉱山跡-(75分)-大沼-(100分)-イワオヌプリ硫黄鉱山跡-(120分)-イワオ分岐-(135分)-五色駐車場 (コースタイムはあくまでも目安です)
五色駐車場からスタートしイワオヌプリの分岐を目指します。(出だしの石の階段が実はこのコースで一番きついかも??)今回はイワオヌプリ山頂へは行かずそのまま硫黄鉱山跡へと向かいます。
ワイスホルンもくっきりと見えております。 この山間に、その昔マッチの原料となる硫黄の採掘で栄えた大きな集落があったそうで、、「どんな暮らしをしていたのかな?」なんてことを想像しながら駆けてゆきます。
硫黄鉱山跡を下ると初心者にも優しく気持ち良い道が少し続き 左手に大沼が見えてきます。
沼岸に近づける所があるので今回はここを折り返しポイントにします。
ここで小休止 キラキラ光る水面の向こうに見えるのがイワオヌプリ。
このコースは色んなトレイルのバリエーションがあって面白い。高低差があまり無いのでトレラン初心者にはぴったりのコース。
来た道を戻り、またまた はじめの長~い石の階段を下るとゴール!! なんとなく往路より復路のほうが短く感じました。 このコースはイワヌプリ山頂を経由しないので高低差はあまりありませんが、狭くて石がごつごつした所や、小さな川など 色んな「トレイル」を楽しめるコースです。体力がまだまだある方は、その先の大谷地や神仙沼まで足を伸ばす事もできます。
トレランというよりはハイペースなハイキングという感じでしたが、登山靴をランシューに、ザックの装備も軽く小さめにちょっと意識と装備を代えるだけで、いつもの登山道がまるで別の道に感じられ、新しい遊びを覚えたような気持ちになりました。また、一日をかけてゆっくりと登る登山とは違い、短い時間でもさささっと山に登れる気軽さもあります。
ニセコ山系は登山道・沼めぐりの道など沢山のトレイルがあるので 自分のペースにあったルート作りもできます。 紅葉の季節 色とりどりのトレイルを駆け抜けてみませんか?
Setsuko Tsutsui (tsutsuko)
長年かけて育ちすぎたお腹周りのお肉がきになり、ジョギングを始めました!
走った後のビールと燃やしたカロリーとのバランスが気になる今日この頃。。。