2020年5月29日　民族共生象徴空間「ウポポイ」誕生！

民族共生象徴空間​​​​​​「ウポポイ」はアイヌ文化復興・創造の拠点となるナショナルセンターとして、先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館です。愛称「ウポポイ」はアイヌ語で「（大勢で）歌うこと」を意味します。

ウポポイの主要施設は、アイヌ民族の視点で語る多彩な展示で歴史や文化を紹介する「国立アイヌ民族博物館」、体験型フィールドミュージアムとして古式舞踊や多様な体験プログラムを通じアイヌ文化を体感できる「国立民族共生公園」、アイヌの方々による尊厳ある慰霊を実現するための慰霊施設が整備されます。ウポポイは白老町の静かなポロト湖畔に位置し、自然と共生してきたアイヌ文化を尊重し、多様な来園者の理解を促進するとともに、豊かな自然を活用した憩いの場の形成を通じ、将来へ向けてアイヌ文化の継承及び創造発展につなげるための公園的土地利用を図りました。

敷地内には窓から広がるポロト湖の眺望をお楽しみいただけるレストラン、幅広いメニューを取り揃えたフードコート、アイヌ工芸品などのお土産屋、お持ち込みのお弁当を楽しめる芝生広場など、来場者の皆様に快適に過ごしていただくためのサービスを提供します。

展示品を鑑賞し教養を高めたり、伝統的なパフォーマンスを見たり工芸品を作ったり…様々な視点からアイヌの文化に触れてみてください。