ニセコでいただく絶品の山菜

  • 12:24 02/05/2021

山菜

ニセコのスキー場がゴールデンウィークまで営業している一方、4月中旬頃よりふきのとうがひょっこり顔を出し始め、その光景は私達に春の訪れを感じさせてくれます。山菜採りは地元の人達にも大変人気です♪

 

ふきのとう

春の味覚と呼ばれるふきのとうはルバーブによく似ており、山菜として知られた初めての野生野菜です。北海道全域で見られ、雪が溶け始める4月中旬から一気に田んぼや道路脇の水気のある場所・山間部などで一気に生え、初夏まで見かけます。 ふきのとうはつぼみの時が収穫に最適なタイミングで、完全に咲いてしまったり大きくなればなるほど苦味が増します。小さいうちに採取されたものは天ぷらやふき味噌にするのがオススメです★根の部分には有毒成分が含まれているので注意しましょう。

 

~ふき味噌のレシピ~
  1. 新芽を熱湯でサッと茹でる
  2. 冷水にさらしてアクを抜く
  3. 2を細かく刻み、油で炒める
  4. 3に味噌とみりんを入れ、弱火で練り上げる

 

ヤチブキ - 河畔に生えるキンポウゲ科の植物
アイヌネギ - ニンニクの強い香りが特徴的な山菜

ふきのとうが大きくなり新鮮さを失うと、他の山菜が現れ始めます。ヤチブキは春の始め頃から主に川沿いなどで見られ、色鮮やかな黄色い花なのですぐに見つけることが出来ます。ふきのとう同様に、湯通ししたり味噌で煮込んだりすることで、ほろ苦さを取り除くことができます。

北海道固有のアイヌ文化でもっとも人気のある野生の食べ物の一つはアイヌネギで、日本語では行者ニンニクとも呼ばれています。疲労回復や免疫力アップなど、健康維持に効果がある成分が多く含まれている優れた山菜です!!これらはタマネギとニンニクの仲間で、においですぐに見分けがつくでしょう。沢や川の近く・日当たりの良い傾斜で多く見かけます。同じ環境で生えていて見た目が良く似ているバイケイソウは、有毒植物なので要注意です。葉はそばの天ぷらに良く合い、茎は醤油につけて何か月も保存することが出来ます。餃子に入れるのも美味しいですよ♪

収穫に最適な大きさのタラの芽。とげにご注意を!
タラの芽の天ぷら

アイヌネギが出現し始めタラの芽も熟し始めると、山菜の季節が本格的に始まります。水はけの良い斜面に生えるタラの芽は、最も貴重な野菜のひとつと言われています。茎にはとげがありますが、調理の際に火を通せば問題なく食べられます。

 

うど - アクと風味が強い山菜

春から夏に変わり気温が上昇するにつれ、うどの収穫時期が始まります。タラの芽と同様、葉は天ぷらにするとカリっとしてとても美味しくいただけます。茎はほろ苦いので、あく抜きをした後天ぷらはもちろんきんぴらや炒め物にしたり、酢みそ和えにするのがオススメです。

 
是非参考にしてみてください♪

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